ホームスタートとは

ホームスタートは、1973年にイギリスではじまった『家庭訪問型子育て支援』活動です。6歳以下の乳幼児がいる家庭に、定められた研修を受けたホームスタート(HS)ホームビジターが、週に1回、2時間程度、無償で自宅を訪問し、子育ての悩みを受け止め親子に寄り添いながら、一緒に子どもと遊んだり、お出かけをしたり、ともに家事をする、ボランティア活動です。

ホームスタートの目的

今、家庭で子育てをしている方々への支援は、地域子育て支援拠点事業や一時保育事業が中心になっています。けれども、実際に子育てひろばなどを利用している家庭は、年間の出生数の3割程度ではないかともいわれています。また一方で、拠点で子育て支援に携わるスタッフの皆さんは、ここに出てこられない家庭にこそ、本当はサポートが必要なのではないかとおっしゃっています。

 ホームスタートは、そんなご家庭を直接訪問して、子育て支援拠点などにつながる最初の一歩を踏み出すために、不安の軽減や自信をつけることを目的にした活動です。 

家庭訪問型子育て支援ホームスタート事業をおこなう団体は(スキーム)は、特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパンの会員となっており、安心安全のための仕組みを遵守して活動しています。また、全国の近隣地域でつくるエリア協議会において、情報交換や研修等を行っています。